注文住宅の建築工事中にも施主検査はある!どんな工事のタイミングで実施される?

注文住宅の建築工事中にも施主検査はある!どんな工事のタイミングで実施される?
注文住宅で家を建てたけれども、完成検査では問題がなかったけど基礎などに問題があって改善が必要になった、このようなトラブルを経験された人も少なくありません。
完成検査は主に注文住宅が完成して引渡し前に行われるもので、壁などで隠れている部分の不具合は分かりませんし、素人ならなおさらです。
施主検査は主に引渡し前に実施されるものですが、建築工事中の中でも行うことは可能です。
この場合は、壁などが作られる前段階で建物の構造を目にすることができるので構造上での不具合を調べるためにも有効です。
しかし、素人がそれを見ても正しいやり方で施工が行われているのか図面で要求されている項目が全て満たされているのか、このような判断は難しいものです。
完成検査も同じなのですが第三者機関を利用した住宅の検査を行うことでプロからの指摘により、改善が行われるようになるため完成前にそれらを改善しておけばトラブルを未然に防ぐことができるメリットに繋がります。
居住者目線の注文住宅のチェックポイントとは
初めて注文住宅の設計と新築工事を依頼する人の多くが、ハウスメーカーのお勧めするプランを選びます。
しかしすべてのプロセスをメーカーに丸投げした場合には、完成した住まいに対して不満を持つこともあります。
けれども施主が主体的に家づくりに関与すると、完成した住まいの間取りや設備にも十分に満足できるようになります。
個別の家庭のニーズに合わせて注文住宅を建てるためには、居住者目線でプランを精査することが肝心です。
設計段階のチェックポイントとしては、間取りが機能的になっている点を確認することが挙げられます。
間取り図を見て動線をシミュレーションするのが、より良い住まいを実現することにもつながります。
一方で工事がスタートした後も、施主自身がこまめに建築現場を訪問するのが望ましいです。
作業現場を訪れるときには、仕様書通りに工事が行われていることを丁寧に調べるべきです。
説明と報告が丁寧なメーカーを選ぶと、質の高い住まいが実現できます。